- NOCOMPLY-JEANS
- 2019.11.18

こんばんは。今日はお客様でボウズさんがいらっしゃいました。ちょっと昔話で、実のところ彼は数年前までは弊社のスタッフでした。その後山に籠ってお坊さんになりました。ってウソみたいなホントの話です。現在は石川県の能登の端っこにお住まいで、お勤めの傍ら、これから洋服づくりを始められるそうです。
突然ですが僕はコーデュロイが好きです。少しナードなところが好きです。起毛しているのですがそこに気を使わず履いてくたびれた様子も好きです。 これは70年代にジーンズメーカーで起きた物語を僕が勝手に作りました。時代はカウンターカルチャーのその先へ進んでいました。ジーンズメーカーは若者の心をつかもうと様々な工夫を凝らします。これまでのような品質を高めれば消費者がついてくるといった時代は終わりをつげ、消費者がファッションとしてどう取り入れるかを自身で考えるようになりました。つまり品質は当然ながら、さらにイメージが重要だったのです。さて、当のジーンズメーカーの企画室にも若手社員がいました。彼が任さ
こんばんは。先日のパンツに続きましてジャケットのご紹介です。こちらのジャケットはパンツと同じ素材、同じ洗い加工、同じ自社生産ですので、もちろんセットアップでも着用できます。ジャケットは巻き縫い部分(ダブルステッチ)が多い分だけ生地のあたり感は良くでますね。前も後ろも袖もいい表情に出来ました。そして、お客様や、取引先様とよく話に上がるのが着丈について。やっぱりジージャンて丈短いよね。ってなります。今回は洗い加工が入りますのでパターンも全面的に見直しとなりましたのでそこもアップデートしました。やはりデニムとは違う生地なのでそこも考慮して、ただ長くすればいいもんでは無くて、肩幅とか身幅とかも考慮しな
60年後半に生まれたモデルをベースに構築しました。シルエットは緩やかなテーパードです。当時はジーンズの変革期で、多くの若者がニューファッションに目覚めます。比較的保守的な位置にいたこのジーンズにも新しさが求められていました。そこで思いついたのがテーパードだったのでしょう。ただ、後ろポケットはまだ気づいてなかったのか低い位置にドーンとついたままです。ここがお好きな方も多いと思います。単なるワークウエアではなくなっていくジーンズに多くの解釈が生まれた時代です。誰にでも似合うと言うと魔法の言葉に聞こえますが、少し無骨なスタンダードなジーンズは、どんなスタイルにも取り入れやすい1本です。ウエストからヒ