AWESOME FLEECE

去年のことなんだけど、僕にとって(シュアーにとっても)とってもいいスウェットが出来た。スウェット生地のレシピは、糸、編機、染色、起毛を組み合わせて、みんながオーサム!って言ってくれるのを期待して設計したの。生地の開発に時間がかかって、シーズンギリギリの毎週縫いたてお届けなんて、ジャスミンも気絶寸前スタイルだったから、とてもエキサイティングでドキドキしました。そしてみんなからは、これ、乾きませんよね?なんて期待通りのリアクション。笑 それでも発売からすぐに売り切れてしまうものも出たりしながら、到着した後は確かにオーサムだ!って国内からも海外からもグッドリアクションがたくさん届きました。(ステッカ

Sure-manufacturing

AWESOME FLEECE

去年のことなんだけど、僕にとって(シュアーにとっても)とってもいいスウェットが出来た。スウェット生地のレシピは、糸、編機、染色、起毛を組み合わせて、みんながオーサム!って言ってくれるのを期待して設計したの。生地の開発に時間がかかって、シーズンギリギリの毎週縫いたてお届けなんて、ジャスミンも気絶寸前スタイルだったから、とてもエキサイティングでドキドキしました。そしてみんなからは、これ、乾きませんよね?なんて期待通りのリアクション。笑 それでも発売からすぐに売り切れてしまうものも出たりしながら、到着した後は確かにオーサムだ!って国内からも海外からもグッドリアクションがたくさん届きました。(ステッカ

ニックネームはポケポケ男

しまったー! 昨日言い忘れた! 左胸ポケットは2枚重ねになってて、実は内ポケットもあるから、3枚重ね。(ポケポケポケ)いちばん上側にはペンが入る部屋が4つあります。その部屋を作るステッチワークはなんと!一筆書きになっています。 つまり 部屋=ポケ とすると左胸だけで、ポケポケポケポケポケポケです。 このジャケットを着るとポケポケポケポケポケポケポケポケポケポケポケ男です。 …この情報いる?笑 昨日は絶賛縫い中にお付き合いいただきまして、ありがとうございます。ヒツジご検討中の方に参考になれば嬉しいです。

これはもう運命だねヒツジが呼んでいる。

こんばんは。 マッキノーウールのクルザージャケット。これは、もう名品です。かっこいいね。 それでね、ウールの産地に居ながら、ジーパンを作るってワイルドスタイルを通してきましたが、気付いちゃったんだ。 クルーザージャケットとジーパン作るミシンは一緒なんだ! ダブルステッチもラップシームもおんなじでいける。綿糸のステッチも慣れてるしね。 これはもう運命だね。ヒツジが呼んでいる。笑 ローカルの仲間達に支えられて、紆余曲折ありましたが、ちょうどさっき、最初の1枚が出来ました。バッチリメェェです。 明日のお裁縫男子でご紹介してから、ご予約を受け付け開始しようと思います。 皆様どうぞよろしくお

ヤコブデイビスかジウジアーロか?

いよいよ、予約が開始されたマッキノージャケットですが、このディーテールを完成させた人は誰だ!天才だよ。(ポニーでは無い笑) 1940年頃だからね。きっと手書きで設計したんだろうな。生地の厚みをコントロールするために、各所思い切って切りっぱなしにしたんだ。(前中心を切るなんて僕にはできない)スクエアなポケットにラウンドのフラップなんて、ちょっとえぐるんだ。絶妙すぎるよ。おまけに袖にまで仕掛けがしてあって、気にしないのがアメカジのセオリーだなんて言ってごめんなさい。笑 僕はこの古いマッキノーを今作っているんだけど、縫ったら縮むとか、ここ肉抜きしてる!なんてコンピュータじゃわかんない世界で、フラ

ヒツジを丸洗い。

こんばんは。 今夜は整理工場のお話です。 えー!まだあるのー! そうなの。洋服が出来るまでで、いちばんマイナーな工程です。 (この言い方は怒られそう...笑) 実は織りあがった生地は全て整理工場を通過します。物性の安定に必須です。(縮み、色落ちなど) それでね、今回はウールの専門工場(超巨大)のお話。先ずは湯洗いなんだけど、木製のローラーで揉み込んで洗います。(2時間以上!) その次は縮絨と言ってウール独特ですが、生地を湿らせた状態でヒツジ繊維を絡ませて縮めます。 それが、チェックなもんだから... なんとミリ単位での調整です。(今回は特注なんで、事前データなし。試験反と最終リク

経の糸はオレ、緯の糸もオレ…

こんばんは。僕達のヒツジチャレンジ続編です。 このチャレンジには紆余曲折がありすぎて、(未だ生地なのに笑)今回はションヘル織機のトミタさんに出逢うことができました。 昔は多かった機織りの職人ももう数人だけだって。“オレも来年辞める”なんて口癖はずっとやってる閉店セールの様に界隈では有名です。 はじめましての僕にいろいろと教えてくれました。1963年からスタートしてて、今はこの工場に彼ひとりでションヘル織機を動かしています。 タイトルにあった、経糸も緯糸もオレっていうのは機織りの現場で実はスーパーレア。(普通は経糸はやらないの) ムジならともかく、チェックとなると、色ごとに本数を数えて

オリジナルブレンドヒツジ

ヒツジ300キロ買いましたの続きのお話です。 ブレンドされたヒツジはカーディグ機で毛の方向をそろえて、シノを作ります。その後、ミュール製紡機にかけて毛糸にします。 みんな初めて見たでしょ♡ 僕もウワァーってのが初めての感想でした。 カーディング機はメカメカしくて、ミュール機はヒツジの糸が踊ってるみたいで。とにかくウワァーでした。 高い天井と信じられないくらいに並んだ毛糸(全部、手作業で結ぶの)少しモヤがかかった様に見えるのは、湿度管理のせいなんだけど、幻想的です。 ハリとコシが必要だった企画の為に(ターゲットはもちろんビンテージ)特別にブレンドしてもらいまし

ヒツジを300キロ買いました。

20年前にミシンを買った時には、こんな日が来るとは思いませんでした。笑 スペシャルを求めた結果、ヒツジをブレンドする必要がありました。 何を作るんだ⁉︎ってメッセージもいただいておりますが、そこはお楽しみ♡ XX 20th Anniversaryはレジェンド達の協力もあって、現場は大盛り上がりです。 ディープな世界をみんなにお届け出来たら良いなぁと思っています。

もう、ジャスミンってば。

トワルでは計れないオーサム加減にどーしてこーして。 昨日はニャスミンしてたのに、こっちは大真面目。 例えば厚みが0.1ミリ増えたら彼の指先は0.6ミリ増で感じます。去年作ってるから2回目なんだけど、勝手は別物でした。 カットソーで仮止めだなんて、普通はしないよ。だって見えなくなるんよ。何度も調整してさ。ビシっといきたいんだよね。このままじゃ、誰も知らないから代わりに紹介するね。きっと分かりづらいよコレ 笑 という訳で、明日の8時30分から発売を開始します。スエスタは複雑で時間もかかるので、勝手ながら少量のご用意です。コレは!の方はお早めにお求めください。 バランス感はその他のアイテムと

スエスタ進化論 その2

僕達の進化論の確認用にトワルを作りました。*トワルとはサンプルのサンプルみたいなもので、ポケットもボタンもありませんが、主にシルエットの確認に使います。 その1 前下がりを△2.5 釜底2上げる袖丈は△3 その2 やっぱり釜キープ 前下がり戻す.... って進化論を説明しようと思ったけど、みんなニャスミンが気になるみたい 笑 トワルは落書き楽しいね。思いっきりソウルを込めました。 縫わなきゃいけないのに、余計な所で大盛り上がり。 肝心の進化論、詳しくは次回ソーイングボーイズでお届けしますね。

ハゲるの向こう側はゾンビでした。笑

今夜はスエスタ進化論について。 スエスタの初期はこのモデル。リバースのど真ん中をぶった斬った新発明。 こんな企画を上げられるのは、本当スゴイ。サイドパネルにポケット仕込むなんて、洋裁解って無いと絶対無理だね。 でもさ、ぶった斬る新発明なだけあって、襟ぐり、肩傾斜、太いリブに、ウソみたいな太い袖はリバースのまんまな所が、僕的にはナイスです。笑 それでね、進化論の話。進化はゾンビになる事か?って聴こえですが、そうではなくて、本家スエスタはリブが細くなったり、ウソみたいな袖も細くなって、進化の路を辿ります。 気づいたらいじりたくなるのが、企画者の性です。きっと時代が求めてたんだね。 さぁ

smokeSALMON

無いじゃん、シャケ。 先日、熊が鮭着る 写真の影響でサーモンさんが売り切れに。 早速のご注文ありがとうございます。 そして、えーーーの方ごめんなさい。 みんなに着てほしいから、心苦しいのですが、全部が特注で絶賛縫い中キャパシティーも目一杯なんで、どうかご理解ください。 さぁ、今週はクミンゴールド、デミタスブラウン、ナイスナスビーの3色を発売の予定です。 是非小ネタを準備してお待ち下さい。 それでは、また。


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Nagara River

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