SURE MANUFACTURING

このたびXX DEVELOPMENTに新ブランドがひとつ加わります。シュアーマニファクチャリングは仕事と生活の道具ブランドとして自社工場内で企画、生産されます。

 

CONCEPT

毎日の仕事と生活には道具が必要です。いつの時代の道具も用途に合わせ工夫されて作られています。製品の持つアイコニックなディテールを取り入れ新しい仕事や生活の道具としての製品をご提案します。

 

COAL BAG

20世紀前半は石炭の時代でした。男たちは炭鉱で働き石炭を運ぶのにCOAL BAGが使われました。目的は石炭を運ぶのみ。とにかく丈夫であればよしといった感じのBAGはキャンバス生地で作られ、ハンドルは切りっぱなし。強度を持たせるためにリベットで補強されたものでした。時代を経てみればお世辞にも綺麗とは言い難い縫製でくたびれた様子は,なぜがかっこよく見えてくるから不思議です。現代では石炭を運ぶことな無くなりましたが、このアイコニックなディテールは残して様々なサイズでご用意しました。

生地は旧式織り機で織られた耳付きの6号キャンバスです。時間をかけて織り込まれた生地は使い込むごとに風合いを増します。仕上げには糊を効かせてありますのでしっかりと自立します。

 

おまけに

当時の流行歌で 16TONES という歌があります。炭鉱夫を歌った歌で、割とトホホな内容の歌詞なのですがその中に“Mind that’s a weak and a bag that’s strong” なんて物が出てきます。訳せば、“仕事に疲れて俺の心は折れそうだけど、このカバンだけは頑丈だぜ トホホ” となります。SURE’S COAL BAGのXLサイズにはADとしてこの歌詞をプリントすることにしました。パンパンに荷物を入れたら重たそうなカバンにメッセージを入れました。プププ。